本日のお客さま [着物]
日本語と英語と交えながら、着物や帯を選んでいただいて、順番にお着付けさせていただきました。
完了するまえから撮影が始まり携帯やデジカメでパチパチ撮って、とても楽しそうでした。
寒かったですが、お天気もよくて外でも撮影した後は、ありすでお茶して下さいました。
皆さん、終始笑顔でとても楽しんでいただけたようです。
帰り際に「着物、きれい。ありがとう。」と言ってくださり
とても嬉しく日本の文化を誇らしく思いました。
綾美
卒業式 [着物]
salon de ありすでは学生さんのご利用が一番おおいんですが、中には幼稚園や学校の先生もご利用いただいてます。
今日は、先生をイメージしてコーディネートをしてみました。
袴を変えるだけでもけっこう印象がかわりますよね。
綾美
こどもの着物 [着物]
子供の着物には必ず揚げ(あげ)をします。
肩揚げ・腰揚げは子供着物のシンボルです。
少し大きめに作った着物に揚げをして、子供の成長分を揚げで調節します。
揚げの無い子供の着物は、もう成長をしない=縁起が悪いと嫌われたものです。
七五三の着物や羽織にも、肩揚げと腰揚げをします。
近頃は、7歳女児は着物の模様を美しく出す為に腰上げをしないで肩揚げだけというのが多くなりました。
十三参りには、本身の大人着物に肩揚げをして着ます。
子供の着物の肩揚げや腰揚げは生活の知恵なのですが、それが子供の愛らしさを引き出すデザインにもなっています。日本人ってすごい!
子供の着物は一つ身(0~2歳) 三つ身(3~4歳) 四つ身(5~8歳) 本身(13歳~大人)と、子供の成長に合わせて着物も替わり、何度も揚げをやり直しながら大人になって行きます。
ちなみに、舞妓さんは少女という事になっていますので、肩揚げをしています。
惠美子
お正月の着物 [着物]
年始のご挨拶に他家を訪問する時や年始のお客様をお迎えする時には、訪問着や付下げ・紋付きの色無地などの晴れ着で新年のお祝いをします。
また、家族でお正月を迎える時は、お父さん、お母さん、こども達も、ウールのアンサンブルなどを着てお祝いをするのが、30年~40年頃までのどこの家庭でもよく見るお正月風景でした。
ウールの着物に半幅帯かしごきの帯、着物と揃いの羽織を着て初詣に行ったり、こたつで寝転んだり、台所で手伝いをしたりと、ウールのアンサンブルはお正月の常着でした。
残念ながらいつの頃からか見なくなりました。
今年のお正月は着てみませんか。優れものですよ。
惠美子
シャネルのスーツそれともキモノ [着物]
近頃、仕事着としての着物姿を見かけるようになりました。
ショートヘアーに、渋めの紬をキリッと格好良く着こなした颯爽とした姿に
新時代のキャリアウーマンの知的な美しさを感じます。
友人の会社役員で40代の女性が、仕事で講演会の講師やパーティーなどが増えて来た為、自分のイメージ作りをする事になったそうです。
「ベンツにシャネルのスーツ?
・・・少し違う、着物かなぁ?」
と言うことで、友人は着物デビューする事になりました。
そして私は彼女のキモノコーディネートを引き受け少々アドバイスを。
これからは着物姿でバリバリ活躍してることでしょう。
惠美子
大島紬や結城紬は日本の高級ブランド [着物]
“着物の事はよく知らない”と言う人でも、大島紬や結城紬は聞いた事があるという方も多いのではないでしょうか。
友禅染など染めの着物に比べ、紬などの織りの着物は趣味性の強い着物となり、
一般的には礼装、正装には着用されません。
価格も紬によっては数万円の物もありますが、上物の大島紬、結城紬は数百万以上の物もあり、
その値段の高さから高級ブランドのイメージとなったのでしょう。
惠美子
[大島紬]
[結城紬]
猫の手も借りたい [着物]
今、七五三のピークを迎えています。
七五三は3歳と5歳の男児、3歳と7歳の女児が氏神さまにお詣りをします。
土日になるとお客様が200人を超す日もあり、20人程の着付けスタッフがフル稼働しています。
近年、お子さんと一緒にお父さんお母さんも着物姿でお詣りされる家族が多くなって来てるようです。
綾美
帯留め [着物]
とんぼ玉の帯留めです。
とんぼ玉工房・アッタ 北野先生の作品です。
どんな帯に合わせようか、どんな帯締めを通そうか、考えるだけで楽しくなります。
お価格は4,000円~8,500円。
着物のお洒落アイテムに、ひとつ加えてみてはいかがでしょうか?
綾美