畳替え
やっと、畳の表替えをしました。
三間で合計35枚!
13年前に新しい畳を入れました。畳は、畳床と、両面仕様のゴザ、畳へりで構成しています。
6年~7年前にその畳の裏返しをしていたので、今回は新しい畳表にしました。
人の出入りが多いので畳表がすぐに切れて、そのクズがスカートやパンツに付いて、とても気になっていました。
畳表は、熊本産のい草にしました。
今80~90%が中国産に変わって来ているそうで、い草の生産農家も減少無くなって行ってるそうです。
お礼とご報告 [イベント]
「熊本地震チャリティーコンサート山村尚正」
みなさまのご支援を頂きまして無事終了する事が出来ました。
有難うございました。
山村尚正さんの歌声は圧巻でした。
刻の過ぎるのがアッと言うまでしたが、今でも山村尚正さんの歌声が、頭の中をくり返し巡り、余韻が続いています。
たくさんの方々にお越し頂きまして、本当に有難うございました。
当日の会費52名分と、たまごボーロの売り上げの全て(160,600円)を、第一線で被災地支援されているメガネのヨネザワ様を通じて寄付させていただきます。
有難うございました。
チャリティー参加人数:52名
会費2,500円×52人:130,000円
たまごボーロの売り上げ:30,600円
合 計:160,600円
山村尚正さん [イベント]
古くて新しい「ふろしき」 [イベント]
風呂敷が語る「包みの文化」。ふろしきの歴史と用途と包み方で構成された全日本着付技能センターの研修会が行われました。
驚くことに、現存する風呂敷は正倉院の御物を包んだ98,5㎝幅の奈良時代のものだそうです。
当時は風呂敷とは呼ばれず、布帛(ふはく)又は、ひらづつみと呼ばれていました。
室町期に風呂とふろしきの記録はあり、元禄の頃より平包みと風呂敷の呼称が混在し次第に風呂敷に統一されたようです。
風呂と風呂敷の関係は深く、日本では江戸時代まで風呂は蒸し風呂でした。女は帷子(かたびら)や男は褌(ふんどし)で入浴していました。
ふろしきとは・・・
② 風呂に入るときには衣類を包み、湯からあがった時にはその上で身繕いに用いた布。
また、ふろしきは日本だけではなく、アジアやペルー、グアテマラなどでも使用されているが、日本では、絹、木綿、化繊などの材質や色、文様、紋入りなどに気を配り包む物に合わせて風呂敷を選ぶ、日本独自の贈答文化の様式美に発展させました。
伝統とは、新しさも加えながら時代に合わせる努力をした所のみに引き継がれて行くものである事も学びました。
講習会のテキストより「ショルダーバック」など数種類を教わりました。
櫻に神が宿ると云う
雨が降ってきました。
遅咲きの八重の櫻は、花びらをハラハラ散らし始めました。
昨夜の「櫻座」は夜桜の下での能楽の会でした。
能の世界では櫻に神が宿ると云います。
まさに神が一緒に謡い舞って“美しさ”の極みでした。
今朝の櫻は、静かで穏やかです。
風に誘われハラハラうつろい始めました。
その傍らで、つつじが咲き始め、たけのこが伸び始めているのを眺めながら、生かされているということをかみ締めています。
山が笑った
春の季語で「山笑う」があります。
俳句の世界で春の山の草木が一斉に芽を吹いて、のどかで明るいようすを、山が笑うがごとしと形容したものです。
昨日は近くの山が、満開の桜で山全体が淡く色づき華やいでいました。
しかし今日は、春の嵐・・・
満開のさくらは、一瞬で花吹雪!一面の花ムシロ!
さすが桜、どの場面も美しい~
そして、いさぎよさ・・・
平成28年度の日程が公示されました [着付け技能検定]
今年もやってきました「着付け国家検定」
みなさん、学科試験の申請が始まっていますよ!
学科試験の実施日・・・平成28年6月14日(火)
申請受付期間・・・・・・・平成28年3月2日(水)~5月12日(木)まで
試験実施地・・・・・・・・・札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡
受験手数料・・・・・・・・・8,900円 (1級・2級)
「練」にも春が・・・
リニューアルした「練」の庭は三種類の椿が咲き競い、マンサクやアセビが艶やかに花開き、はなにらは楚々とした花をつけて無機質なビルの隙間に春を呼び込んでくれています。
時々、鳥が水浴びをしに来てくれ、身体いっぱい春を喜んでいる様にほっこり。
マンサクの花
アセビの花
はなにらの花
ひな祭り [イベント]
3月3日は「ひな祭り」。
女の子が生まれると、その子にひな人形を用意して初節句を祝います。
不幸なことは、その子の身代わりとして人形に受けて貰い、健やかな成長と幸せな人生を願ったお祝いです。
ひな人形の由来は、人形が人間の身代わりになって、人の穢(けがれ)を人形(ひとがた)に移し、川や海に流して厄払いをした「身代わり信仰」と、平安時代に貴族の子ども達が紙人形で遊んだ「ひいなあそび」が結びついたのが、ひな祭りのルーツと考えられます。
やがて、ひな人形は流すものから飾るものと変化していき、上流階級では、豪華ひな人形を嫁入り道具に持たせるようになり、その家の財力の象徴として華やかさを増していきました。
そのような時代を代表するお雛様を船場で拝見することが出来ます。
江戸時代大阪の中心地として栄えた船場、豊かな文化に育まれた船場で「船場のおひなまつり」が開催されています。
今年も開催しています!贅をつくした見事となおひなさまです、ぜひご覧下さい。3月3日までです。
当学院でも、ささやかなおひなさまと掛け軸で「ひなかざり」です。今年元気に100歳を迎えます私の母の内裏さまです。
人形(ひとがた)の流し雛です。雛さまの原型とされています。 雛とは、ちいさなもの・大きいものを小さくしたもの・小さく可愛らしものの意味だそうです。
貴女の春一番は・・・
春の大嵐となった今年の春一番でしたが、毎年心待ちする春一番は、早朝我が家の裏山から聞こえて来るウグイスの鳴き声です。
毎年、本格的な春を前に「ホーホケキョー」が、ちゃんと鳴けない若いウグイスの「ホーホ・ケ・ケキョ」等とたどたどしく
へたくそな鳴き声に笑いながら起床しています。
来月ぐらいになると上手に鳴ける様なりますが、ちょうど今の時期は新ウグイス君のレッスン期間なのでしょう。
昨年はシーズンの終わりまで、調子を外して鳴く音痴ウグイスもいましたが、その鳴き方がかえって可愛くて癒されていました。
山を切り開いた住宅は寒く不便ですが、自然からのプレゼントもあります。
近くの梅林は、蕾がほころびふくいくたる香りも漂い始め良い季節を迎えようとしています。
ただここ数日寒さが戻り、ウグイスの鳴き声も細く、春が待ち遠しいこの頃です。